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KINAN CYCLING

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ツール・ド・シアク 第2ステージ レポート

攻撃的姿勢を示したツール・ド・シアク第2ステージ
山本、サルバドールの総合上位をキープして大会後半戦へ
●ツール・ド・シアク(UCIアジアツアー2.2)
第2ステージ 84km

●KINAN Cycling Team出場選手
山本元喜
椿大志
マルコス・ガルシア
サルバドール・グアルディオラ
トマ・ルバ
インドネシア・スマトラ島で行われているステージレース「ツール・ド・シアク」(UCIアジアツアー2.2)は、9月20日に第2ステージを実施。
この日もショートステージで争われ、KINAN Cycling Teamは終始アタックを繰り返すなど攻撃的な走り。
結果的にメイン集団でのフィニッシュとなったが、前日からの総合上位はキープし、山本元喜が個人総合5位、サルバドール・グアルディオラが同6位としているほか、チーム総合での首位を保持して大会前半戦を終えている。

大気汚染によって開催が危ぶまれながらも、主催者の懸命の努力もあり、予定通り大会は開幕。
前日に行われた第1ステージは60kmで争われ、KINAN勢は終始前方でレースを展開。
最後は8人が逃げ切る形となり、この中に加わったサルバドール・グアルディオラが5位、山本元喜が6位。
さらに、チーム内ステージ上位3選手のタイム合算で決まるチーム総合で首位に立ち、個人・チームともに強さを示してみせた。

前日の第1ステージでチーム1位となり、スタート前に表彰が行われた

続く第2ステージは、当初予定していた114kmから84kmに短縮しての実施。
チームとしてはレース距離にかかわらず、引き続き前方でのレース展開からチャンスを切り拓いていく姿勢を確認し合った。

そのオーダー通り、リアルスタート直後からチャンスをうかがったKINAN勢。
リーダーチームのトレンガヌ.INC・TSGサイクリングチームがコントロールする中、次々と揺さぶりをかけていく。
アタックが決まらないままレース序盤は進行。
14km地点に設定された、この日1つ目の中間スプリントポイントでは、サルバドールや山本がボーナスタイムを狙って動いたものの、上位通過はならず。

レース序盤のメイン集団。山本元喜や椿大志、サルバドール・グアルディオラが前方で構える

この後、レースの流れに変化が生まれる。5人が抜け出し、少しずつながらメイン集団に対してリードを増やしていく。
ここに加わったのはマルコス・ガルシア。
ただ、やはり総合タイムが僅差であることも関係してか、決定的な逃げとまではいかない。
リーダーチームを中心に、スプリント狙いのチームも加わってマルコスら先頭グループとのタイム差を1分以内に抑えて進む。
結果的に、マルコスらはレース後半に集団へと引き戻されることとなった。

しかし、これで終わらないのがKINAN勢の戦い方。
トマ・ルバのアタックをきっかけに、サルバドール、山本も続き、集団全体の消耗を図っていく。
プロトンを崩壊するところまでには至らなかったものの、次々と繰り出した攻撃からレースを活性化させた。

第2ステージはスプリント勝負に。山本元喜が上位を狙った

このステージの勝負はスプリントにゆだねられ、KINAN勢は山本の16位がチーム最上位。
サルバドールが19位、椿大志が20位と続いた。
ステージ上位こそならなかったが、前日と比較してスモッグ発生が落ち着いた環境下、しっかりと戦うことができている。

このステージでは逃げで魅せたマルコス・ガルシア

第2ステージまでを終えて、個人総合成績では山本が5位、サルバドールが6位。
両者の順位が前日から入れ替わったが、総合タイムで並んでいることから、2つのステージ順位合算によってそれぞれのポジションが決まっている。
また、チーム総合では首位をキープ。
2位のチームとは9秒差となっている。

レースを終え一息つく選手たち。大会は後半戦へと向かう

翌21日に控える第3ステージは、170.6kmで行われる予定となっているが、懸念されるスモッグの発生状況や開催地の道路規制状況などを見ながら、レース距離やスタート時間を調整していくことが確認されている。
ツール・ド・シアク第2ステージ(84km)結果
1 ユド・サンソコ(インドネシア、インドネシアナショナルチーム) 1時間51分31秒
2 アイダン・ジェームス・メンドーサ(フィリピン、NEX・CCNサイクリングチーム) +0秒
3 アブドゥル・ガニ(インドネシア、KFCサイクリングチーム)
4 モハメドハリフ・サレー(マレーシア、トレンガヌ.INC・TSGサイクリングチーム)
5 ヌル・アミル・ファクルディン・マズキ(マレーシア、トレンガヌ.INC・TSGサイクリングチーム)
6 ステファン・バッカー(オランダ、グローバルサイクリングチームホラント)
16 山本元喜(KINAN Cycling Team)
19 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team)
20 椿大志(KINAN Cycling Team)
33 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team)
52 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) 23秒


個人総合
1 ヌル・アミル・ファクルディン・マズキ(マレーシア、トレンガヌ.INC・TSGサイクリングチーム) 3時間8分29秒
2 ステファン・バッカー(オランダ、グローバルサイクリングチームホラント) +2秒
3 モハマド・ガンカンロウ(イラン、フーラッド・モバラケ・セパハン)
4 ロイック・デリアック(フランス、NEX・CCNサイクリングチーム) +6秒
5 山本元喜(KINAN Cycling Team) +10秒
6 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team)
17 椿大志(KINAN Cycling Team) +1分17秒
18 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team)
51 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) +1分44秒


ポイント賞
1 ヌル・アミル・ファクルディン・マズキ(マレーシア、トレンガヌ.INC・TSGサイクリングチーム) 21pts
9 山本元喜(KINAN Cycling Team) 6pts
10 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team) 6pts
22 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) 1pts


チーム総合
1 KINAN Cycling Team 9時間27分4秒
●選手コメント
・椿大志
「ステージ争いがスプリント勝負になったので、自分が上位を狙ってトライするつもりだったが、集団内に埋もれて失敗してしまった。

残る2ステージへは、チームとして総合での上位進出を意識して、アシストとしてだけではなく、自らにもチャンスがめぐってくればそれをモノにしたい。1秒1秒を大切に走ることを心掛けたい。調子は良いので、つまらないミスだけは絶対にないようにしたい」
・サルバドール・グアルディオラ
「前日同様ペースが速く、逃げにもトライしたが上手くはいかなかった。スプリントも思うようには踏めなかったが、次のステージへフォーカスしていきたい。

私も(山本)元喜もよいコンディションだし、チームも全体的に好調だ。個人・チームともに総合優勝できるようチャレンジを続けていくつもりだ。

平坦基調のステージレースであっても、日々全力を尽くせば勝つことができると考えている。今大会も他のUCI2クラスのレースと同様のポイントが与えられるので、コースの難易度に左右されずにしっかりと戦い抜くことを意識している」
※レポートはメディアリリースから

Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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