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KINAN CYCLING

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ツール・ド・コリア第2ステージ レポート

今大会最初のラインステージ
ツール・ド・コリア第2ステージはサルバドールがチーム最高の11位
●ツール・ド・コリア(UCIアジアツアー2.1)
第2ステージ 天安~丹陽 161.6km

●KINAN Cycling Team出場選手
山本元喜
大久保陣
サルバドール・グアルディオラ
トマ・ルバ
中島康晴
新城雄大(第1ステージDNF)
韓国で開催されているステージレース「ツール・ド・コリア」は、6月13日に161.6kmによる第2ステージが行われた。
今大会では最初となるラインステージで争われ、KINAN Cycling Teamはサルバドール・グアルディオラがチーム最上位となる11位でフィニッシュ。
トマ・ルバ、山本元喜、中島康晴もメイン集団でレースを終えており、残るステージへ弾みをつけている。

63kmとショートステージだった大会初日を経て、この日から本格的に首都・ソウルへ向けて進んでいくことになる。
第2ステージは、天安から丹陽までの161.6km。
韓国中部をおおむね東に進んでいく。中盤に今大会最初のカテゴリー山岳となる3級のポイントを越えるが、それ以外に前後半とも山岳にカテゴライズされない上りが控える。
さらに、最後の500mも上り基調。スピードと登坂力が試される1日と予想された。

第2ステージのチームピット。強い日差しを避ける

前日行われた第1ステージでKINAN Cycling Teamは、中島がチーム最上位となる11位でのフィニッシュ。
2回の中間スプリントで上位通過を狙ったほか、ステージ優勝争いにも加わり、初日を上々の形で終えた。
中島を含め4選手がメイン集団でフィニッシュした一方で、好調な走りを見せていた新城雄大が残り5kmを切ったところで落車に巻き込まれリタイア。
このステージからは、1人少ない5選手で臨むことになった。

レースはまず、山本がリアルスタートから逃げを狙って繰り返し動きを見せる。
一時的に集団に対して数秒のリードを奪う場面があったほか、大人数で前をうかがう動きにはトマたちも加わってチャンスを構築していく。
こうした激しい出入りは40km地点まで続く。
やがてアタックの応酬から地元韓国勢を中心とした8人の逃げグループが形成されると、KINAN勢5人は集団に待機しレースを進めていくことになった。

メイン集団でレースを展開したサルバドール・グアルディオラ

その後、中盤にかけては落ち着いたレース展開となる。
先頭8人とメイン集団は約3分まで開くが、中間地点を過ぎたあたりから集団がタイム差を本格的にコントロール。
少しずつながら、先頭とのタイム差は縮小傾向となっていく。
この間、KINAN勢5人は集団内で淡々とレースを進行させた。

集団の中でレースを進める大久保陣

このステージ唯一の山岳ポイントを過ぎ、残り距離が40kmを切ると先頭グループの態勢が徐々に崩れていく。
細かいアップダウンの連続でやがて先頭は2人に絞られ、タイミングを同じくしてメイン集団とのタイム差も1分台へ。
こうなると、勢いはメイン集団が完全に勝り、フィニッシュまであと20kmのところで逃げていた2人をキャッチ。
レースはふりだしへと戻った。

その後にやってくるアップダウンでは、上り下り問わずアタックが散発。
残り10kmでは山本やトマも攻撃戦に加わり、集団から抜け出すチャンスを探る。

状況に変化が生まれたのは残り8km。
アタックが次々起こった中から2選手が飛び出し、逃げ切りを狙う構え。
残り4kmで一方が遅れ、先頭は独走状態になると、メイン集団に対し10秒前後の差で逃げ続ける。

第2ステージは上りスプリントで決着。向かって左側にトマ・ルバの姿が見える

だが、残り500mからの最後の上りで失速。
いよいよ勝負はフィニッシュラインへ向かってのスプリントにゆだねられた。
ここではサルバドールとトマが集団前方でフィニッシュを目指し、それぞれ11位と17位。
さらに、山本と中島もメイン集団内でステージを完了。
大久保陣も走り切り、5人はいずれもトラブルなく次のステージへと進むことが決まった。

チームトップの11位でフィニッシュしたサルバドール・グアルディオラ

2ステージを終えた時点での個人総合成績では、サルバドールが8位につけ、チームトップ。
トップとの総合タイム差は16秒だが、同タイムに中島、トマ、山本と続いており、4選手が総合上位進出が見える位置につけている。

大会は中日へ。
14日に行われる第3ステージは、丹陽から三陟までの178.3km。
今大会最長ステージは、レース中盤に標高926mまで駆け上がる。
これが3級山岳に設定され、しばらくして一気のダウンヒル。
後半は海沿いの平坦区間となっているが、山岳での消耗度合いや海からの風次第では荒れた展開になることも考えられる。
ツール・ド・コリア第2ステージ(161.6km)結果
1 マルティン・ラース(エストニア、チーム イルミネイト) 3時間49分21秒
2 ユーセフ・レグイグイ(アルジェリア、トレンガヌ.INC・TSGサイクリングチーム) +0秒
3 コルビン・ストロング(ニュージーランド、セントジョージコンチネンタル)
4 フアンホセ・ロバト(スペイン、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)
5 レイモンド・クレダー(オランダ、チームUKYO)
6 リカルド・ミナーリ(イタリア、イスラエルサイクリングアカデミー)
11 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team)
17 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team)
29 山本元喜(KINAN Cycling Team)
33 中島康晴(KINAN Cycling Team)
101 大久保陣(KINAN Cycling Team) +10分16秒


個人総合
1 ユーセフ・レグイグイ(アルジェリア、トレンガヌ.INC・TSGサイクリングチーム) 5時間11分1秒
2 レイモンド・クレダー(オランダ、チームUKYO) +5秒
3 コルビン・ストロング(ニュージーランド、セントジョージコンチネンタル) +12秒
4 クォン・スンヨン(韓国、KSPO・ビアンキ アジアプロサイクリング) +14秒
5 中根英登(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ) +16秒
6 パク・サンホン(韓国、LXサイクリングチーム)
8 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team)
13 中島康晴(KINAN Cycling Team)
14 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team)
24 山本元喜(KINAN Cycling Team)
103 大久保陣(KINAN Cycling Team) +11分10秒


スプリント賞
1 ユーセフ・レグイグイ(アルジェリア、トレンガヌ.INC・TSGサイクリングチーム) 35pts
15 中島康晴(KINAN Cycling Team) 7pts
16 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team) 6pts


山岳賞
1 クォン・スンヨン(韓国、KSPO・ビアンキ アジアプロサイクリング) 6pts

チーム総合
1 NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ 15時間33分51秒
5 KINAN Cycling Team +0秒
●選手コメント
山本元喜
「できれば逃げて中間スプリントポイントでのボーナスタイム獲得や、山岳ポイント獲得を狙いたかったが、脚を緩めたタイミングで逃げの8人に先行されてしまった。逃げ切られることが心配だったが、リーダーチームを中心に集団がタイム差をコントロールしていて、逃げを吸収してからは自らもアタックするなどしてトライを繰り返した。自分も含めて、総合成績が狙える位置に複数のメンバーがそろえられている点は好材料だと思う。

今大会は出場選手を含めて全体のレベルが高い分、ハードなレースが続くが、(集団内の統率も含め)予想外のことが起きにくいムードなので、個人的にはセオリー通りに走ることができれば結果がついてくるかなと感じている。

絞り込みがより厳しくなっていくなかで、精鋭グループに残って戦うことが大前提。今大会後には全日本選手権など目指すべきレースも多いので、落車などのトラブルなくソウルまで走り切りたい。走り終えたときに『よいレースができた』と思えるような大会にしたい」
Rider's specifications

Tire: IRC TIRE FORMULA PRO
Sensor Pad: AIRFIT
Frame: YONEX CARBONEXHR & AEROFLIGHT
Wear: Champion System
Wheel: FULCRUM Racing Speed 40T & 55T
Helmet & Eyeware: uvex
Foods: ATHLETUNE, POWERBAR
Chemicals: WAKO'S
UV care: Aggressive Design
Sports Aroma: Igname Sports Aroma
Trainer: MINOURA HYBRID ROLLER FG540 & HYBRID ROLLER FG220
Shoes: NORTHWAVE
Conditioning: KT TAPE
Insole: La NICO CUSTOM INSOLE
※レポートはメディアリリースから

Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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