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KINAN CYCLING

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Jプロツアー 宇都宮ロードレース レポート

宇都宮ロードレースはトマ・ルバがチーム最上位の4位
終盤のアタックでレース展開に大きな変化を生み出す
●宇都宮ロードレース(Jプロツアー第5戦)
6.7km×14周回 93.8km

●KINAN Cycling Team出場選手
山本元喜
椿大志
大久保陣
山本大喜
雨乞竜己
トマ・ルバ
新城雄大
2019年の国内リーグ「Jプロツアー」第5戦、宇都宮ロードレースが5月11日に宇都宮森林公園を主会場に行われた。
7選手で挑んだKINAN Cycling Teamは、トマ・ルバがチーム最上位となる4位でのフィニッシュ。
レース序盤から集団コントロールに努めながら、残り2周で優勝争いに大きな変化を生み出すアタック。
最後はライバルの先着を許したものの、強さをアピールする走りを見せた。

選手7人がそろってフォトセッション

Jプロツアーは、この日から宇都宮ラウンドがスタート。
初日はロードレース、翌12日はクリテリウムで構成される。
まず、ロードレースは6.7kmのコースを14周回する93.8kmで争われた。
毎年10月に開催されるジャパンカップ サイクルロードレースと部分的に同じ箇所を走るルートは、「鶴カントリー」と「萩の道」の2つの登坂区間が勝負のポイントとなる。
また、部分的にテクニカルなダウンヒルや、平地区間での巡航力も試されるコースセッティングとなっており、例年オールラウンダーによる優勝争いが展開されている。

このレースに向け、KINAN Cycling Teamは万全を期して臨んだ。
招集された7選手は山本元喜、椿大志、大久保陣、山本大喜、雨乞竜己、トマ・ルバ、新城雄大。
昨年のこの大会では山本元が9位、新城が10位となったが、今回はそれを上回り優勝することを目標に据える。

準備が整った選手たちのレースバイク

レーススタートから積極的に展開した選手たち。
1周目から椿が動きを見せ、3周目にはトマが上りでアタック。
山本元も前方に姿を現すなど、攻撃的な序盤戦となる。
5周目から6周目にかけて2人が抜け出したことでメイン集団が落ち着いたが、KINAN勢は次なる展開に備え前方に位置取り。

2周目の上りでトップに立った椿大志

しばらく続いた2人逃げは、9周目に入ったところで集団が吸収。
その直後に山本大が飛び出しを図る。これをきっかけに、有力チームがそれぞれ選手を送り込んで新たな逃げグループを形成。
すぐに集団に引き戻されることとなったが、ここからプロトンがより活性化していく。
中間スプリントポイントが設定された10周目終盤には数人のアタックをトマがチェックに動き、その勢いのままトップでコントロールラインを通過。
ポイント賞獲得を決めた。

下りコーナーをこなすトマ・ルバ

それに前後して発生した数人単位の飛び出しには、椿が集団のペースをコントロールすることで対応。
11周目には力のある3選手がアタックを決め、30秒ほどの開きとなったが、次の周回でトマの強力な牽引で吸収。
激しい出入りの末に絞り込まれたメイン集団には、トマと山本大が残り、レース終盤を迎えることとなった。

レース終盤、集団前方で展開する山本大喜

12周目から13周目にかけて1人逃げの状況が生まれたが、メイン集団は労せずキャッチ。
中盤以降連続したアタックの応酬だったが、この局面に変化をもたらしたのはトマのアタックだった。

集団のペースが緩んだ一瞬のタイミングを利用してトマがアタックを決めると、これに続いたのは4選手。
各チームのエースクラスがそろい、後続とのタイム差を着実に広げていく。
5人になった先頭グループはそのまま最終周回へ。
優勝をかけた戦いは、周回後半の短い上りでのトマのアタックでさらに活発になる。

5人の先頭グループで最終周回へ。トマ・ルバが含まれる

勝負が決したのは、フィニッシュまで約1kmのポイント。
今村駿介選手(チーム ブリヂストンサイクリング)のアタックが決まり、そのままフィニッシュラインへ。
トマは追撃実らず4位でのフィニッシュとなったが、レース全体を通し終始見せ場を作っての上位確保。
約1カ月半ぶりのレースだったが、しっかりとリザルトを残してみせた。

4位でフィニッシュするトマ・ルバ

KINAN勢はそのほか、終盤まで前方に位置した山本大が17位、新城が33位でレースを終えている。

翌日の宇都宮クリテリウムは、3kmのコースを20周する60kmで争う。
前節の東日本ロードクラシック終了時点でのチームランキングによって出場選手枠が決定し、KINAN Cycling Teamは最大人数より1人少ない5選手での出走となる。
今回の招集メンバーから山本元、大久保、山本大、トマ、新城をセレクトし、ハイスピードバトルに挑む。
宇都宮ロードレース(93.8km)結果
1 今村駿介(チーム ブリヂストンサイクリング) 2時間20分51秒
2 窪木一茂(チーム ブリヂストンサイクリング) +0秒
3 入部正太朗(シマノレーシング) +1秒
4 トマ・ルバ(KINAN Cycling Team) +2秒
5 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +10秒
6 小石祐馬(チームUKYO) +31秒
17 山本大喜(KINAN Cycling Team) +54秒
33 新城雄大(KINAN Cycling Team) +6分47秒
DNF 山本元喜(KINAN Cycling Team)
DNF 椿大志(KINAN Cycling Team)
DNF 雨乞竜己(KINAN Cycling Team)
DNF 大久保陣(KINAN Cycling Team)
●選手コメント
・山本大喜
「序盤からハイペースで、中盤以降もアタックが繰り返しかかっていたので、早い段階で勝負が決まることを想定して動きすぎてしまったあたりは反省点。展開をもう少し見極められたら勝負に絡めたのではないかと思うと、今日のレースは悔しい。自分も含めて終盤までに脚を使ってしまう形になり、結果的にトマさんに頼ってしまった。序盤からアシストしてもらっていただけに、自分たちで勝負できる状況を作り出せず申し訳ない。

昨年まではこの時期にナショナルチームでヨーロッパ遠征をしていたので、おのずとレース強度の高いものを経験できていたが、今年からチームでの活動により集中できるようになり、個人でのトレーニングの組み立てなど課題が見えてきている。前節の群馬で気づけた部分もあって、改善した成果が今日はある程度出せたと思う。

(クリテリウムに向けて)基本はスプリントで勝負していくことになるが、逃げる機会がめぐってきたら積極的にレースを進めていきたい」
・トマ・ルバ
「結果やレース内容については問題ないと思っている。レースプランに基づいて走って、必ずしも良いものではなかったが、ベストを尽くすことはできた。

(4月上旬の)ツアー・オブ・タイランドが終わってから2週間休養し、トレーニングもストップしていた。タイランドでの落車はしばらくダメージを残したものだったので、いまは少しずつ状態を上げている段階。

クリテリウムはスプリンターが主役。どんな戦術を組むかはみんなで話し合って決めたい」
Rider's specifications

Tire: IRC TIRE FORMULA PRO
Sensor Pad: AIRFIT
Frame: YONEX CARBONEXHR & AEROFLIGHT
Wear: Champion System
Wheel: FULCRUM Racing Speed 40T & 55T
Helmet & Eyeware: uvex
Foods: ATHLETUNE, POWERBAR
Chemicals: WAKO'S
UV care: Aggressive Design
Sports Aroma: Igname Sports Aroma
Trainer: MINOURA HYBRID ROLLER FG540 & HYBRID ROLLER FG220
Shoes: NORTHWAVE
Conditioning: KT TAPE
Insole: La NICO CUSTOM INSOLE
※レポートはメディアリリースから

Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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