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KINAN CYCLING

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ツール・ド・イスカンダル・ジョホール 第1ステージ レポート

ツール・ド・イスカンダル・ジョホール開幕
中島康晴がトラブル乗り越え個人総合4位の出足
●ツール・ド・イスカンダル・ジョホール(UCIアジアツアー2.2)
第1ステージ イスカンダル・プテリ〜バトゥー・パハト 122.9km

●KINAN Cycling Team出場選手
山本元喜
大久保陣
山本大喜
中島康晴
新城雄大
UCI(国際自転車競技連合)アジアツアー2.2クラス「ツール・ド・イスカンダル・ジョホール」が4月17日に幕を開けた。
全3ステージ・総走行距離403.0kmの戦いに、KINAN Cycling Team5選手が参戦。
大会初日は122.9kmによる第1ステージが行われ、レース前半に形成された逃げグループに中島康晴が合流。
途中でパンクトラブルに見舞われたものの、中間スプリントポイントの1位通過が利き、まずは個人総合4位として初日を終えている。

自転車熱の高いマレーシアは、マレー半島南部のジョホール州を舞台に行われる今大会。
19日までの3日間は、いずれも平坦基調のコースが設定され、ハイスピードのレース展開が予想されている。
KINAN Cycling Teamは今回、中島のほか、山本元喜、大久保陣、山本大喜、新城雄大の5選手を招集。
日本人ライダーのみの編成で上位進出を図る。

中島康晴と大久保陣がレースを前に入念な打ち合わせ

この日行われた第1ステージは、大会の基幹都市であるジョホールバル郊外のイスカンダル・プテリから、バトゥー・パハトまでの122.9km。
西海岸のマラッカ海峡沿いを北上し、この日唯一の山岳ポイントがフィニッシュ前約12kmに待ち受ける。
レース最終盤でペースが上がる局面で、アクセントが加えられる。

12の国と地域から22チーム・108人が一斉に出発。
レースはリアルスタート直後から逃げ狙いのアタックの応酬。KINAN勢も有力チームの動きをチェックしながら、前線へのポジショニングを図る。
一時的に数人がリードする場面もあったが、各チームの思惑が交錯し、出入りの連続。

逃げを狙って動きを見せる新城雄大

均衡が破られたのは、スタートから40kmを迎えようかというタイミング。
ライバルチームの動きをしっかりと押さえた中島が先頭グループへの合流に成功。
はじめは8人だった先行メンバーは、力のある選手のみに絞られ、6人による逃げグループへと変化。
有力チームが確実に1人ずつ先頭へ送り込んだこともあり、快調に飛ばしていく。
KINAN勢はメイン集団に4人を残し、先に控える需要局面へと備えた。

先頭グループに合流した中島康晴

48km地点でこの日最初の中間スプリントポイントへ。
ここで中島がスピードを発揮し1位で通過。
まず3秒のボーナスタイム獲得に結び付ける。その後は中島らの先頭とメイン集団とは1分から1分30秒ほどのタイム差で推移。
逃げグループにメンバーを送り込んでいないチームがメイン集団のペースをコントロールした。

先頭グループでの駆け引きに対応する中島康晴。しかし、この後パンクトラブルに見舞われる

メイン集団の追撃態勢の一方で、先頭の3人もペースを落とすことなく進んでいく。
レース終盤とヤマ場と見られた、この日唯一の山岳ポイントもクリアし、フィニッシュを目指して飛ばしていく。
その後ろでは、山岳ポイント通過後の細かなアップダウンでメイン集団が割れ、10人ほどが追走グループを形成。
ここに中島が入り、先頭復帰を目指す。

メイン集団の中で走る選手たち。懸命に追い上げを図る

しかし、勢いに乗った先頭3人は後続を寄せ付けず、そのままステージ優勝争いへ。
中島らのグループは懸命の追走もあり、トップとの差を17秒にとどめてフィニッシュへ。
中島はステージ10位とまとめて、大会初日を終えた。

終盤に形成された追走グループに加わった中島康晴はステージ10位でフィニッシュ

さらに18秒後にメイン集団がなだれ込むようにフィニッシュラインを通過。
KINAN勢も残る4選手はいずれもこの中でレースを完了している。

メイン集団でレースを終えた大久保陣

この結果、途中で獲得したボーナスタイムを生かした中島が個人総合4位としている。
実力者がそろった先頭グループでレースを進め、スピードの違いを見せる場面もあっただけに、フィニッシュ後には悔しさを募らせた。
一方で、トップとの総合タイム差を30秒に食い止め、逆転に向けて射程圏内にとらえている点は明るい材料。
他の4選手も含めて、残り2ステージで新たなチャンスを作り出していく構えだ。

悔しそうな表情で引き上げる選手たち

18日に行われる第2ステージは、ムアルからヨン・ペンまでの172.4km。
内陸部をゆく1日は、前半に山岳ポイントが控えるが、その後はおおむね平坦。
第1ステージ同様にスピード域が高くなると見られ、KINAN Cycling Teamも逃げ、スプリント両面での可能性に賭けて戦いを続けていくことになる。
ツール・ド・イスカンダル・ジョホール第1ステージ(122.9km)結果
1 ライアン・ロス(カナダ、Xスピードユナイテッド) 2時間35分3秒
2 マシュー・ゼノヴィッチ(ニュージーランド、セントジョージコンチネンタル) +0秒
3 ベンジャミン・ダイボール(オーストラリア、チーム サプラサイクリング)
4 イェロエン・メイヤーズ(オランダ、タイユアンミオジェサイクリングチーム) +17秒
5 エドワード・ウォルシュ(カナダ、Xスピードユナイテッド)
6 内間康平(チームUKYO)
10 中島康晴(KINAN Cycling Team)
33 大久保陣(KINAN Cycling Team)
57 山本元喜(KINAN Cycling Team)
60 山本大喜(KINAN Cycling Team)
73 新城雄大(KINAN Cycling Team)


個人総合成績
1 ライアン・ロス(カナダ、Xスピードユナイテッド) 2時間34分47秒
2 ベンジャミン・ダイボール(オーストラリア、チーム サプラサイクリング) +7秒
3 マシュー・ゼノヴィッチ(ニュージーランド、セントジョージコンチネンタル) +8秒
4 中島康晴(KINAN Cycling Team) +30秒
5 イェロエン・メイヤーズ(オランダ、タイユアンミオジェサイクリングチーム) +33秒
6 エドワード・ウォルシュ(カナダ、Xスピードユナイテッド)
33 大久保陣(KINAN Cycling Team) +51秒
57 山本元喜(KINAN Cycling Team)
60 山本大喜(KINAN Cycling Team)
73 新城雄大(KINAN Cycling Team)


ポイント賞
1 ライアン・ロス(カナダ、Xスピードユナイテッド) 25pts
5 中島康晴(KINAN Cycling Team) 6pts

山岳賞
1 マシュー・ゼノヴィッチ(ニュージーランド、セントジョージコンチネンタル) +4pts

チーム総合
1 セントジョージコンチネンタル 7時間45分43秒
7 KINAN Cycling Team +53秒
●選手コメント
・中島康晴
「マークすべき選手・チームを見ながら、メンバー全員が序盤からしっかり動くことができていた。自分が逃げに加わったのは、集団のペースが緩んだタイミングでチェックすべき選手がアタックしたので、それを見逃さずに追ったことによるもの。先頭でも人数の絞り込みや、中間スプリントポイントでの1位通過もあって、自分向きのよい展開に持ち込むことができていた。他の選手の動きを見ていても、最後まで逃げ切ることができればスプリントで勝てる自信はあった。

パンクで遅れてしまったことは本当に悔しい。ただ、日本人選手5人でコミュニケーションを図って、レースを組み立てていくことができているので、その点は前向きにとらえている。今日はたまたま自分が逃げに乗ったが、他の4人にもチャンスは十分にあると思っている。

今回のメンバー的に、逃げもスプリントも狙っていけるチーム編成。残り2日間もステージ優勝を視野に入れながら戦い続けたい」
Rider's specifications

Tire: IRC TIRE FORMULA PRO
Sensor Pad: AIRFIT
Frame: YONEX CARBONEXHR & AEROFLIGHT
Wear: Champion System
Wheel: FULCRUM Racing Speed 40T & 55T
Helmet & Eyeware: uvex
Foods: ATHLETUNE, POWERBAR
Chemicals: WAKO'S
UV care: Aggressive Design
Sports Aroma: Igname Sports Aroma
Trainer: MINOURA HYBRID ROLLER FG540 & HYBRID ROLLER FG220
Shoes: NORTHWAVE
Conditioning: KT TAPE
Insole: La NICO CUSTOM INSOLE
※レポートはメディアリリースから

Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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