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KINAN CYCLING

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ニュージーランド サイクルクラシック  第3ステージ レポート

スプリント勝負のニュージーランド サイクルクラシック第3ステージ
大久保陣を8位へと送り込み連携強化を実感
●ニュージーランド サイクルクラシック(UCIオセアニアツアー2.2)
第3ステージ テ・アワムトゥ-パラウェラ-ファレパパ・サウス-コラコヌイ-ファレパパ・サウス-コラコヌイ-ワイケリア-テ・カワ-ポクル-テ・アワムトゥ 152km

●KINAN Cycling Team出場選手
大久保陣
山本大喜
トマ・ルバ
中島康晴
新城雄大
KINAN Cycling Teamが参戦しているニュージーランド サイクルクラシック(UCIオセアニアツアー2.2)は、1月25日に第3ステージを実施。
152kmで争われ、チームはスプリントを託された大久保陣が最上位の8位でフィニッシュ。
個人総合成績では、中島康晴が11位につけている。

大会は中盤戦へと突入。第1ステージで椿大志をリタイアで失ったものの、続く第2ステージではトマ・ルバが再三のアタックで見せ場を作った。
中島は2日連続でスプリントに臨み、上位戦線に存在感を表している。

中島康晴はスタート直前までコースチェックを繰り返した

第3ステージは、テ・アワムトゥを発着するコース設定で、おおよそ8の字を描くようなルート。
中盤にこのステージ唯一となる山岳ポイントを含む丘越えが待ち受け、いずれも距離が短いながらも5%前後の勾配の上りが断続的に登場。
ここまではスタートからのアタック合戦が長く続く傾向にあるほか、風が強い区間だと集団が分断する場面が多い。
そこに細かなアップダウンが加わって、選手たちの力を試すことになる。
終盤は細かな上下はありつつもおおむね平坦基調。KINAN Cycling Teamとしてもスプリントはもとより、効果的な逃げや決定的なアタックにはしっかり対応していく姿勢で臨んだ。

ニュートラル区間を走行するプロトン。集団中央を走る中島康晴が手を振る

レースはまず、30km地点までに5人の逃げグループが形成される。
リアルスタート直後からのアタック合戦には新城雄大も加わったが、逃げに加わることはなくKINAN勢5選手はいずれもメイン集団に待機。
逃げが決まって以降は、スプリントでのステージ争いに持ち込みたいチームとともに、集団前方で隊列を組んでレースを進める。

隊列を形成して進んで行く

流れが一時的に変化したのは、63.6km地点に設定された山岳ポイントを目指しての上り。
メイン集団のペースが上がり、先行する5人とのタイム差は一気に縮まる。
山岳ポイントは逃げメンバーが確保するも、ほどなくして集団が吸収。
代わって2選手が飛び出し、集団に対してリードを奪っていった。

KINAN勢はここも動じず、スプリンターチームとともに集団前方でレースを展開。
逃げとメイン集団との差は最大で約3分となったが、フィニッシュまでの残り距離が40kmを切ったあたりからタイム差は縮小。
集団有利の情勢となっていった。

中島康晴と山本大喜が並んで走る

勢いに勝ったメイン集団は、残り10kmを目前に逃げていた選手たちをキャッチ。
スプリント勝負に向けて各チームが陣形を整えていく。
KINAN勢は調子を上げてきた大久保でフィニッシュを狙っていくことに。
トマの引き上げで好位置を確保し、他のメンバーもリードアウトに加わっていった。

残り700mで最終コーナーを抜け、フィニッシュへ向かっての上り基調。
前方から加速した大久保はトップまでは届かずも上位戦線で勝負して8位。
役割を果たした他のメンバーも、きっちりと走り終えている。

スプリントに挑んで8位となった大久保陣

この大会で初めてスプリントを託された大久保だったが、アシスト陣との連携でまずは堅実にトップ10圏内で終えてみせた。
最終局面へ持ち込むまでのリードアウトにまだまだ可能性は残されている印象で、残るステージも含めてスプリント連携の精度を高めていくことを目指す。

レースを終えて引き上げる選手たち

第3ステージまでを終えての総合では、中島が11位につけるほか、上位陣に近いタイム差で山本大喜が41位、トマも45位で続いている。

大会はいよいよ佳境を迎える。
143.8kmで争われる第4ステージは、マウンガカワ・ヒルの頂上フィニッシュが待ち受ける。
スタートから70kmを過ぎると次々と急坂が控え、107.3km地点で1回目のマウンガカワ・ヒルを登頂。
そこから約36kmの周回コースを走り、最後は再びマウンガカワ・ヒルへ。
最後の3kmは高度にして200m以上を一気に駆け上がる。
総合成績を占ううえで大きなポイントになるクイーンステージ。
KINAN Cycling Teamは好調のトマでの総合ジャンプアップを最大のミッションとしながら、中島や山本でも上位進出を狙っていく。
ニュージーランド サイクルクラシック第3ステージ(152km)結果
1 イェンセン・プロウライト(オーストラリア、ドラパック・キャノンデール) 3時間42分32秒
2 アーロン・ゲート(ニュージーランド、エヴォプロサイクリング) +0秒
3 キャメロン・アイボリー(オーストラリア、GPM・シュルツ)
4 ステファン・ビゼッガー(スイス、スイスナショナルチーム)
5 ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、ネロ・ビアンキ)
6 ヘイデン・マコーミック(ニュージーランド、チーム ブリッジレーン)
8 大久保陣(KINAN Cycling Team)
22 中島康晴(KINAN Cycling Team)
23 山本大喜(KINAN Cycling Team)
25 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team)
85 新城雄大(KINAN Cycling Team) +46秒


個人総合成績
1 アーロン・ゲート(ニュージーランド、エヴォプロサイクリング) 9時間48分18秒
2 マシュー・ゼノヴィッチ(ニュージーランド、セントジョージコンチネンタル) +11秒
3 ステファン・ビゼッガー(スイス、スイスナショナルチーム) +1分4秒
4 イェンセン・プロウライト(オーストラリア、ドラパック・キャノンデール) +1分11秒
5 キャメロン・アイボリー(オーストラリア、GPM・シュルツ) +1分16秒
6 ブレイク・クイック(オーストラリア、セントジョージコンチネンタル)
11 中島康晴(KINAN Cycling Team) +1分20秒
41 山本大喜(KINAN Cycling Team) +1分22秒
45 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team)
80 大久保陣(KINAN Cycling Team) +7分6秒
89 新城雄大(KINAN Cycling Team) +13分26秒


チーム総合
1 セントジョージコンチネンタル 29時間27分54秒
6 KINAN Cycling Team +1分4秒
●選手コメント

・大久保陣
「第1、第2ステージとコンディション的に苦しんだが、徐々によくなってきて、みんなのサポートにも助けられながら今日はスプリントに臨むことができた。結果が出なかったことは残念だったが、長いシーズンを見据えながらスプリントまでの流れを固めていきたい。第5ステージでスプリントのチャンスが再びめぐってくると思うので、まずはそこまでに可能な範囲で修正していきたい。

個人的には調子はまだまだだが、強いチームの一員として走らせてもらっている以上、結果を出して信頼を得ていく必要があることは分かっている。スプリントに限らず、上りの厳しいステージでもアシストとして貢献できるよう走っていきたい」
Rider's specifications

Tire: IRC TIRE FORMULA PRO
Sensor Pad: AIRFIT
Frame: YONEX CARBONEXHR & AEROFLIGHT
Wear: Champion System
Wheel: FULCRUM Racing Speed 40T & 55T
Helmet & Eyeware: uvex
Foods: ATHLETUNE, POWERBAR
Chemicals: WAKO'S
UV care: Aggressive Design
Sports Aroma: Igname Sports Aroma
Trainer: MINOURA HYBRID ROLLER FG540 & HYBRID ROLLER FG220
Shoes: NORTHWAVE
Conditioning: KT TAPE
Insole: La NICO CUSTOM INSOLE
※レポートはメディアリリースから

Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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