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KINAN CYCLING

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アンチ・ドーピング研修会 レポート

2019年所属選手を対象としたアンチ・ドーピング研修会
プロアスリートとしての役割と社会的責任を確認
UCI(国際自転車競技連合)コンチネンタルチーム、KINAN Cycling Teamは12月21日、2019年シーズンの所属選手を対象としたアンチ・ドーピング研修会に出席。
日本アンチドーピング機構(JADA)ドーピング検査員による講義を通じ、アンチ・ドーピングの目的と責務を確認。
プロアスリートとしての社会的責任をまっとうしていくことを誓った。

いまやほぼすべてのスポーツ競技において進められているアンチ・ドーピングの取り組み。
自転車競技は過去に悪質な薬物違反が多数発生し、クリーン化を目指す今でも問題の根絶には至っていない。
世界アンチドーピング機構(WADA)が発表した、2016年のドーピング違反件数では、陸上競技、ボディビルに続き、自転車競技が3番目に多い件数(165件)であることが発表されている。

また、かつての所属選手による薬物違反がこのほど確定し、6カ月間の資格停止が決定。
違反時にはチームを離れていたとはいえ、KINAN Cycling Team全体としてもこの事実を重く受け止め、選手・スタッフがより主体的にアンチ・ドーピングに取り組んでいく意思を強めている。

講義に耳を傾ける選手たち

そんな折に実現した研修会には、2019年のKINAN Cycling Team所属選手である、山本元喜、椿大志、山本大喜、雨乞竜己、中島康晴、新城雄大、チーム ブリヂストンサイクリングから移籍の大久保陣の7選手が出席。
アンチ・ドーピングの役割と責務をいま一度確認し、禁止薬物から身を守るための効率的な方法を学んだ。

講師を務めたのは、JADAドーピング検査員の堺繁樹氏。
チームのメインスポンサーである株式会社キナンの社員でありながら、サッカー・Jリーグやバレーボール・Vプレミアリーグ、ラグビー・トップリーグなど、国内メジャースポーツのアンチ・ドーピング活動に従事。
公正を期すためKINAN Cycling Teamが出場するレースでの検査役は務めていないが、自転車競技にも精通しており、このチーム活動に賛同する形となった。

講師を務めた、JADA 日本アンチ・ドーピング機構 ドーピング検査員の堺繁樹氏

研修では、アンチ・ドーピング規則と「アスリートの権利」をメインに堺氏が講義。
治療などの目的でやむを得ず禁止物質・禁止方法を使用する際には「TUE」(治療使用特例)を確実に申請する、薬品の購入・使用前には禁止表国際基準に基づく検索サイト「Global DRO」で確認、禁止薬物の知識を有するスポーツファーマシストを活用する、といった約束事を選手たちの立場に寄り添いながら説明していった。

UCI公認レースにおいては、ステージ優勝者とリーダージャージ着用者に加え、ランダムに抽出された選手に義務が発生するドーピング・コントロールについても一連の流れを“復習”。
特に海外ではチームスタッフなどを同伴したうえで検査室へ行く、検査時に不審な点や周囲の不審な動きがないかを自分の目でチェックする、といった意識づけもなされた。

真剣な表情で研修に臨む(左から)中島康晴、山本大喜、山本元喜

チームで行うアンチ・ドーピング研修会は2018年2月に続き2回目の実施。
この取り組みにおける合言葉「PLAY TRUE」の精神を選手ひとりひとりが理解・体現し、行動に移していくことを目指すとともに、自転車競技、ひいてはスポーツそのものの価値を未来へとつなげていくべく、正々堂々と競技に向き合う決意を固めた。

研修会に臨んだ選手、講師の堺氏が揃って記念撮影

※レポートはメディアリリースから

Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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