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KINAN CYCLING

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アルベルト・コンタドール氏 インタビュー

11月8日にお届けした記事「アルベルト・コンタドール氏 熊野地域来訪 レポート」に続き、本記では同氏へのインタビューをお届けします。

今回の熊野地域来訪を通じ、KINAN Cycling Teamの活動やツール・ド・熊野の意義、そして日本の自転車界にも触れてもらいました。
それらを受け手のインタビューは、コンタドール氏の「お役に立てるなら」との一声で実現したのでした。

11月6日にライドをともにした椿大志と中西健児がアルベルト・コンタドール氏とともにおなじみの「バキューンポーズ」で記念のショット =2018年11月7日

-オラ、アルベルト! お疲れのところありがとうございます。今回が2回目の来日ですね。埼玉、そして和歌山とめぐっての印象はいかがですか?

コンタドール氏「心から楽しんでいます。日本の文化が大好きで、ファンの温かさにも感謝しています」
-株式会社キナンの本社がある和歌山県新宮市に来て、歓迎パーティーにも出席してくださいました。参加者と交流して、どんな気分ですか?

コンタドール氏「この地域の美味しい食べ物に出会えたことは幸せです。そして何より、みなさんとお会いできたことが最高の経験になっていると感じています」

箸を使った“日本スタイル”で熊野の食材や寿司を味わったアルベルト・コンタドール氏

-和歌山県ではサイクリングでいろいろなコースをめぐっていますね。11月6日にはKINAN Cycling Teamのメンバーとも一緒に走りました。実際に走行してみてどんなことを感じましたか?

コンタドール氏「選手・一般のサイクリスト問わず、最高のトレーニング環境だと感じました。素晴らしい景色の中でトレーニングできることは、サイクリストにとっての幸せですよね」
-今回ご一緒させてもらったKINAN Cycling Teamについてお話ししましょう。私たちは今年のUCIアジアツアーにおいてチームランキング1位になりました。さらには、アジアチャンピオン、日本チャンピオンを輩出し、これからはチームとして次のステップへと踏み出していく段階にあります。ご自身の経験も踏まえながら、次のステップへのアドバイスがあれば教えてください

コンタドール氏「まずはレースプログラムを整えることだと思います。UCIのレースカレンダーをチェックし、よいレースにめぐり合えるようチームとして取り組むことが大切ではないでしょうか」

KINAN Cycling Teamが獲得したジャージを眺めるアルベルト・コンタドール氏 =2018年11月7日

-日本には別府史之選手(トレック・セガフレード)、新城幸也選手(バーレーン・メリダ)というワールドクラスのライダーが存在します。彼らに追いつけ、追い越せと多くの日本の選手がトライを続けています。今回の来日を通じ、わが国の自転車事情にも触れたところで、日本人選手にこれから期待することを教えてください

コンタドール氏「素晴らしい指導者と出会うことが必要ですし、あらゆる経験を積んでいくことも求められます。先ほどの質問の答えと同じになりますが、レースカレンダーをいかにうまく設定するかも重要です。それぞれに合ったレースで活躍できるよう、取り組んでほしいと思います」
-KINAN Cycling Teamはツール・ド・熊野での個人総合優勝者の輩出を最大の目標としています。株式会社キナン本社では、「ポラテック・コメタもツール・ド・熊野出場を目指したい」といった話題で盛り上がりましたね。これが実現したなら、どんな意気込みで参加してくれますか?

コンタドール氏「ハハハ…難しい質問ですね…。まずはKINAN Cycling Teamの勝利を心から願っています。そして、ポラテック・コメタが出場できればKINAN Cycling Teamの最大のライバルになってみせますよ」
-そのときには、また熊野にお越しくださいね

コンタドール氏「もちろん、スケジュールを調整して訪れますよ!」
-KINAN Cycling Teamには2人のスペイン人ライダーが所属しています。それ以外にも、日本のみならずアジア圏では多くのスペイン人ライダーが走っていて、UCIアジアツアーのレベルを高めているという側面があります。「自転車王国」でもあるスペインですが、こうした選手たちが世界各地で活躍できる背景にはどのような要因が挙げられると思いますか?

コンタドール氏「どこの国へ行っても、自らの夢や目標に向かって努力することには変わりありません。自分が生まれ育った国ではなく、異国となれば厳しい状況に直面することだってあるでしょうし、苦しいことだってあるかもしれません。ですが、決して負けることなく、夢や目標に向かって、多少の犠牲を払ってでも挑戦し続けること。彼らの強さはそうした面から現れているのだと思います」
-ありがとうございました

アルベルト・コンタドール氏と株式会社キナン・角口賀敏会長らを交えての記念撮影ももちろん「バキューン」ポーズで =2018年11月7日

インタビューは11月7日、和歌山県新宮市「株式会社キナン研修センター」にて。

Interviewer, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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