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KINAN CYCLING

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東日本ロードクラシック 群馬大会 Day-3 レポート

群馬3連戦最終日は上位進出ならずもレースを活性化
国内開幕戦を終えて次なる戦いへチーム状態を軌道に乗せる
●東日本ロードクラシック 群馬大会 Day-3(Jプロツアー)
6km×22周 132km

●KINAN Cycling Team出場選手
山本元喜
椿大志
山本大喜
トマ・ルバ
中島康晴
新城雄大
群馬県みなかみ町の群馬サイクルスポーツセンター(CSC)で行われてきた、東日本ロードクラシック 群馬大会は7月25日に閉幕。
132kmで争われた最終日のレースは、トマ・ルバの13位が最高。
上位進出はならなかったものの、メイン集団のペースメイクや要所でのアタックなどたびたびプロトンを活性化させチーム力の一端を示している。

心臓破りの坂を上るプロトン

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、約4カ月遅れで幕が開けた国内のレースシーン。
開幕シリーズとして行われてきた群馬3連戦でKINAN Cycling Teamは、120kmで行われたDay-1で山本元喜が優勝。
最高の形でシーズンのリスタートを切った。
また、60kmで行われたDay-2でも山本元、山本大喜が果敢なアタックを繰り出し、多くの見せ場を作っている。

ローラーでのウォーミングアップ

そして迎えた最終の3日目。
ここまでのよい流れのまま、引き続き積極的にレースを進めていくことを確認。
前日までと同様に山本元、山本大、椿大志、トマ・ルバ、中島康晴、新城雄大の6選手が出走。
山本元はJプロツアーランキングで上位陣と小差の3位につけており、シリーズリーダーの証「プロリーダージャージ」の奪還も視野に入れる。

スタートラインに並ぶ山本元喜

雨の中始まったレースは、2周目に発生したアタックで2選手が先行。
一時はメイン集団に対して50秒ほどの差となるが、次の周回で吸収。
数周回は出入りが繰り返されるが、その間KINAN勢は集団前方をキープして次の展開に備えた。

中島康晴と山本元喜が前方にポジショニング

この日1度目の大きな動きは7周目。11人のアタックが決まり、集団に対してリードを広げていく。
KINAN勢は山本元が追走を試みたが、その後集団へ戻る選択。
6選手はいずれも集団に待機してレースを進めていくこととなった。

トマ・ルバが石田哲也監督からの指示を受ける

この構図はレース半ばに入っても大きくは変わらない。
2選手の追走をはさみながら、先頭グループとメイン集団とは最大で約4分差で推移。
14周目に入ってトマと新城が中心となってペースメイクを開始したことで、ようやくその差が縮小傾向となった。

トマ・ルバと新城雄大が集団のペースアップを図る

2人のスピードアップによって、先頭との差は周回ごとに数十秒単位で縮まっていく。
残り4周となったところで1分、さらに次の周回では25秒差にまで迫った。

追撃ムードが高まるメイン集団。山本元喜とトマ・ルバが前方へ

しかし、勢いに勝っているかに思われたメイン集団だったが、それ以上迫るところまでは至らず。
最終周回では山本元のアタックで最後のチャンスに賭けるが、あと一歩トップまでは届かなかった。

先頭グループにあと一歩届かなかったメイン集団。トマ・ルバが13位、山本元喜が19位で終えた。

結果的に、レース前半に先行した選手たちの逃げ切りとなり、KINAN勢は集団での順位争いのスプリントに加わったトマの13位がチーム最上位。
山本元が19位と続いた。

優勝争いへとつながる決定的な動きに合わせられず上位進出は逃したものの、集団のスピードアップから追撃ムードを高めるなど、この日も活発に動いた選手たち。
各メンバーの状態の良さやチーム力の高まりをこれまで以上に感じられるレースとなり、次につなげる強い意志を持って3日間の戦いを終えることとなった。

フィニッシュ直後の選手たち。一様に悔しそうな表情を見せた

今季最初の国内公式戦は、無観客開催ながらも選手・チーム・関係者、そしてファンも含めたレース機運の戻りを実感できる機会でもあった。
これまで活動できなかった分を取り戻すべく、8月以降も公式戦は次々と実施される見通しとなっている。
KINAN Cycling Teamもホストレース「KINAN AACA CUP」やイベント活動などとも並行しながら、“本職”であるレースでも結果を求めて取り組みを続けていく。

3日間の戦いを終えた山本元喜のバイク

東日本ロードクラシック 群馬大会 Day-3(132km)結果
1 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 3時間17分47秒
2 ホセビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +0秒
3 大前翔(愛三工業レーシングチーム) +7秒
4 石原悠希(Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team)
5 小出樹(JCF強化指定選抜チーム)
6 小石祐馬(チームUKYO) +8秒
13 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +47秒
19 山本元喜(KINAN Cycling Team) +48秒
27 山本大喜(KINAN Cycling Team) +1分46秒
31 新城雄大(KINAN Cycling Team) +4分32秒
DNF 中島康晴(KINAN Cycling Team)
DNF 椿大志(KINAN Cycling Team)


Jプロツアー個人ランキング
1 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 1170pts
4 山本元喜(KINAN Cycling Team) 765pts
●選手コメント
・山本元喜
「トマと(新城)雄大がメイン集団のペースメイクを始めてくれた時に、自分も含めてみんなでスピードアップを図るべきだった。チームとして組織的にコントロールできていれば先頭グループに追いつけたのではないか。個人的にも上手く集団前方へと上がっていけず、彼らに負担を強いてしまい申し訳なかった。

7周目に決まった先頭グループが結果的に優勝争いへとつながっていったが、そこに加わることができず、その点も敗因。集団内でのポジションを下げてしまっていて、大事な状況に対応しきれなかったことが悔しい。

大会初日で優勝し、2日目は逃げで上手く展開でき、最終日は課題が見つかって…と、国内シーズン初戦としてはポジティブに捉えている。もちろん3日間ともベストな結果であることが一番だが、戦いの中から良かった点と悪かった点とが見つかって、次に向けて修正すべきポイントもはっきりした。レースそのものはしっかり組み立てられていたと思うし、今日のレースのように集団コントロールでペースを引き上げる力がチームにあることも分かった。コロナ禍でレース数が限られている分、いまは国内リーグに腰を据えて戦うべき状況。この先も結果を求めてレースに臨んでいきたい」
※レポートはメディアリリースから

Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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