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KINAN CYCLING

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山本元喜優勝! 東日本ロードクラシック 群馬大会 Day-1 レポート

山本元喜が国内開幕戦で鮮やか優勝
伝統の東日本ロードクラシック初日を制しプロリーダージャージ獲得
●東日本ロードクラシック 群馬大会(Jプロツアー)
6km×20周 120km

●KINAN Cycling Team出場選手
山本元喜
椿大志
山本大喜
トマ・ルバ
中島康晴
新城雄大
新型コロナウイルスの感染拡大によって開幕が大幅に遅れていた国内のロードレース。
7月23日からのJプロツアー・東日本ロードクラシック 群馬大会でついに2020年の戦いの舞台がセッティングされた。
3連戦の初日、KINAN Cycling Teamはレース期間が空いたブランクをものともせず強さを発揮。
序盤から先頭グループでレースを進めた山本元喜が最後は3人の争いを制して優勝。
今年の国内レース最初の勝者となった。

優勝した山本元喜の表彰

コロナ禍で軒並み中止・延期となっていたロードレースイベントだが、自粛ムードの緩和とともにレース開催に向けた準備が各所で行われてきた。
そしてこの日、ようやく熱き戦いが戻ってくることになった。
国内初戦となった今大会は、群馬サイクルスポーツセンター内6kmの周回コースで実施される。
3日間各日レース距離が異なり、初日は20周回・120kmで争われる。

新型コロナウイルスの感染予防を行いながらのレース開催。選手たちも本番直前までマスクを着用して過ごす

KINAN Cycling Teamにとっても、2月のヘラルド・サン・ツアー(オーストラリア)以来の公式戦。
山本元喜、椿大志、山本大喜、トマ・ルバ、中島康晴、新城雄大の主力6選手を招集し、万全の態勢でタイトル獲りに挑む。

ローラー台を使ってのウォーミングアップ

国内レースの中でも最古参に数えられるこの大会。
変化の多いコースレイアウトは、周回前半にテクニカルなダウンヒル、そして後半には勝負どころともなる心臓破りの坂や長い下りが控える。
例年、サバイバルを生き抜いた選手たちによる優勝争いが見どころともなる。

雨の中レースがスタート

そんな注目度の高いレースは、まず4周目に大きな動きが発生する。
細かな出入りが続いていた中から、有力チームのエース格の選手が次々と前方をうかがうと、やがて15人ほどの先頭グループへと変化。
ここにKINAN勢は山本元、トマ、新城の3人が加わり、そのままレースを先行する。
力のあるメンバーがそろった先頭だが、3選手を送り込んだチームはKINANだけとあって、徐々に優位に展開していくことになる。

トマ・ルバが先頭グループを牽引する

メイン集団では、先頭グループにメンバーを送り込めなかったチームを中心にペースメイクが本格化するが、ここでもKINAN勢がしっかりと対処。
集団待機となった椿、山本大、中島がライバルたちの動きを都度チェックしながら、先頭とのタイム差縮小を許さない。
各選手のアクションが奏功したこともあり、レース中盤を過ぎるまで約3分30秒差で推移していった。

横に広がるメイン集団。先頭グループとのタイム差が広がっていく

後半に入っても先頭グループの優勢は変わらない。
トマや新城の牽引で少しずつ人数が絞られていくが、勢いは変わらない。
メイン集団もUCIコンチネンタルチーム勢が活性化を図るが、前方との差を一気に縮めるまでには至らない。
結局、残り5周を切った段階でも3分以上の差は変わらず、先頭グループから勝者が出ることは濃厚な状勢になった。

先頭グループを牽引する新城雄大

優勝をかけた争いは、残り2周での増田成幸選手(宇都宮ブリッツェン)のアタックをきっかけに激化。
最終周回を目前に山本元がブリッジを試み、織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)とともに増田選手に合流。
勝負は最後の1周回にゆだねられる。残り距離が少なくなったところで山本元がアタックするが、これは決定打とまではいかず、3人によるスプリント決戦となった。

増田成幸選手(左)を追う山本元喜

フィニッシュへ最後の直線は、まず織田選手が前へと出るが、これを見ながらタイミングを図った山本元が加速。
トップに立つと、2人の追随を許さず優勝を決めた。

山本元喜優勝のフィニッシュ

レース序盤の飛び出しのまま、勝利まで持ち込んだ山本元の走り。
ともに先頭グループに入ったトマや新城の働きが効果的となり、勝負どころまで余力を持って戦うことに成功。
価値ある国内初戦を制して、改めて個の能力とチーム力とを示してみせた。
これにより、Jプロツアーの個人ランキングでも首位に立つこととなり、トップの証である特別ジャージ「プロリーダージャージ」で次戦を走ることも決まった。

プロリーダージャージに袖を通した山本元喜。翌日のレースでは赤のジャージで臨む

久々のレースにも臆することなく走り切った選手たち。
よいムードのまま次のレースへと向かう。
大会2日目となる24日は、この日の半分となる60kmのショートレース。
よりスピード感のある展開となることが予想される。
スプリント勝負も視野に入れながら、2連勝を目指して臨む。

上位3選手の表彰

東日本ロードクラシック 群馬大会 Day-1(120km)結果
1 山本元喜(KINAN Cycling Team) 2時間59分1秒
2 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +0秒
3 織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) +1秒
4 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン) +39秒
5 小森亮平(マトリックスパワータグ)
6 草場啓吾(愛三工業レーシングチーム)
8 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team)
16 山本大喜(KINAN Cycling Team) +2分30秒
41 椿大志(KINAN Cycling Team) +4分0秒
47 中島康晴(KINAN Cycling Team) +4分38秒
DNF 新城雄大(KINAN Cycling Team)


Jプロツアー個人ランキング
1 山本元喜(KINAN Cycling Team) 600pts ※プロリーダージャージ着用
8 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) 210pts
●選手コメント
・山本元喜
「勝因はチームワーク、これに尽きる。トマの動きに合わせて前方へと上がったが、それが結果的によい流れにつながった。

久々のレースでコンディションは完ぺきではなかったが、ここまでトレーニングをしっかり継続できていたという自負はあった。先頭で走っている間もトマや(新城)雄大とは自分が勝負にいくと伝えていて、あとは仕掛けどころまで脚を残していればベストな結果になるという自信もあった。

最終周回でのアタックは、そのまま独走に持ち込めれば理想的だったが、2人(増田選手、織田選手)がついてきているのは分かっていたので、脚を使い切らないようにだけは注意していた。ただ何より、上りで発揮すべき力が足りなかった。これは反省点。

プロリーダージャージは初着用。日本チャンピオンジャージを一度着たことで特別賞ジャージの価値は理解している。日の丸をあしらったときは散々失敗を繰り返したので、今度は落ち着いて走ることを心掛けながら、今日のような勝てるレースを続けていきたい」
※レポートはメディアリリースから

Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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