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KINAN CYCLING

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ニュージーランド サイクルクラシック 第5ステージ レポート

ニュージーランド サイクルクラシック最終日は中島康晴が10位
収穫と課題を明確にして次なる戦いへと進む
●ニュージーランド サイクルクラシック(UCIオセアニアツアー2.2)
第5ステージ メガ・サーキット 120km

●KINAN Cycling Team出場選手
山本元喜
椿大志
山本大喜
トマ・ルバ
中島康晴
新城雄大
KINAN Cycling Teamが出場したニュージーランド サイクルクラシック(UCIオセアニアツアー2.2)は1月19日に行われた第5ステージをもって閉幕。
最終日は120kmで争われ、集団スプリントに挑んだ中島康晴が10位でフィニッシュ。
6人全員が完走を果たし、個人総合ではトマ・ルバがUCIポイント圏内の8位に。
開幕以降チャレンジを繰り返してきたチームは、収穫と課題を明確にして次の戦いにつなげていくことを誓った。

大会スポンサーであるホームセンター「MEGA」を基点に最終ステージを行った

15日にレースがスタートした大会は、上りフィニッシュや平坦ステージなどが設けられ、総合的な力が試される戦いとなった。
そんな中でKINAN Cycling Teamは、最難関の第4ステージでトマ・ルバを4位に送り込んだ。

そして迎えた最終日。大会の拠点であったマスタートンを基点とする10kmの周回コースを12回めぐる120km。
カテゴリー山岳が設定されない、おおむねフラットのコースとあって、スピードレースとなることが予想された。
実際、レースはその通りに展開していくことになる。

スタート直後のアタックに加わった椿大志

まずスタート直後のアタックに乗じたのは椿大志。
5人が先行するが、その中にリーダージャージのライリー・フィールド選手(オーストラリア、チーム ブリッジレーン)ら実力者が加わったこともあり、メイン集団も簡単には容認しない。
リードを奪おうと先を急ぐも、椿らはいずれも集団へと引き戻されてしまう。

集団の中ほどに位置する選手たち

その直後からはスプリント狙いのチームが中心となって集団を統率するが、5周目を迎えて1人の飛び出しを容認。
タイム差は2分以内にとどめつつ、追撃のタイミングを図る。
KINAN勢も集団に待機し、6人が固まって次の展開に備えた。

レース半ばのプロトン。少しずつ先頭を追うムードを高めていく

しばし逃げと集団との構図が変わらなかったが、逃げる選手の背中を視界に捉えたところで、集団から1人がブリッジ。
一時的に2選手が先行する格好となったが、次の周回ではメイン集団が完全に飲み込み、プロトンはスプリント勝負に向けて状況を整えていった。

スプリントに向けて前方に構える中島康晴

終始ハイペースで進んだレースにあって、勝負どころを見据えて集団内でのポジショニングを図ったKINAN勢。
最終周回を前に前方へと上がっていき、中島でのスプリントに賭けた。

勝負は集団スプリントに委ねられた

そしてステージ優勝は大集団でのスピード決戦に。
アシスト陣の援護を受けた中島は好位置から加速。トップまではあと少し及ばず、10位でフィニッシュラインを通過。
以降、残る5人も次々とレースを完了させた。

スプリントに挑んだ中島康晴は10位

15日から始まった大会は、全5ステージを終えた。
KINAN Cycling Teamは、この日メイン集団で走り切ったトマが個人総合順位を変えることなく、8位を確定。
UCIポイント(3点)圏内でのフィニッシュとした。

シーズン初戦を終え、先々に向けた収穫と課題が明確になり、選手たちはそれぞれにレースやトレーニングの方向性も定まった様子。
次戦は2月5~9日のヘラルド・サン・ツアー(UCIオセアニアツアー2.1)が予定されるが、これからはチーム内でのセレクションも含め、レースを高いレベルで戦えるだけのコンディションづくりに取り組んでいくことになる。

応援してくれた現地のファンと一緒に記念撮影

ニュージーランド サイクルクラシック2020 第5ステージ(120km)結果
1 ディラン・ケネット(ニュージーランド、セントジョージコンチネンタル) 2時間41分9秒
2 イェンセン・プロウライト(オーストラリア、チーム ブリッジレーン) +0秒
3 コルビン・ストロング(ニュージーランド、ニュージーランドナショナルチーム)
4 トーマス・ボルトン(オーストラリア、オリバーズリアルフードサイクリング)
5 大前翔(愛三工業レーシングチーム)
6 岡本隼(愛三工業レーシングチーム)
10 中島康晴(KINAN Cycling Team)
31 山本大喜(KINAN Cycling Team)
34 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team)
57 新城雄大(KINAN Cycling Team) +9秒
63 山本元喜(KINAN Cycling Team) +1分8秒
64 椿大志(KINAN Cycling Team)


個人総合
1 ライリー・フィールド(オーストラリア、チーム ブリッジレーン) 15時間18分8秒
2 アーロン・ゲート(ニュージーランド、ブラックスポークプロサイクリングアカデミー) +25秒
3 コルビン・ストロング(ニュージーランド、ニュージーランドナショナルチーム) +41秒
4 ヘイデン・マコーミック(ニュージーランド、ブラックスポークプロサイクリングアカデミー) +48秒
5 キース・デュベステイン(ニュージーランド、チーム ブリッジレーン) +49秒
6 コナー・ブラウン(ニュージーランド、ニュージーランドナショナルチーム) +51秒
8 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +55秒
15 山本大喜(KINAN Cycling Team) +1分59秒
42 新城雄大(KINAN Cycling Team) +4分37秒
62 椿大志(KINAN Cycling Team) +11分6秒
65 山本元喜(KINAN Cycling Team) +12分47秒
75 中島康晴(KINAN Cycling Team) +25分0秒


ポイント賞
1 ディラン・ケネット(ニュージーランド、セントジョージコンチネンタル) 37pts
14 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) 4pts
22 山本元喜(KINAN Cycling Team) 1pts


山岳賞
1 フィン・フィッシャー=ブラック(ニュージーランド、ニュージーランドナショナルチーム) 16pts
10 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) 4pts
12 山本元喜(KINAN Cycling Team) 4pts


チーム総合
1 ブラックスポークプロサイクリングアカデミー 45時間56分48秒
7 KINAN Cycling Team +4分58秒
●選手コメント
・山本大喜
「昨年のこの大会ではトマに頼りきりだったが、今年はみんなが逃げにチャレンジしたり、中島さんのスプリント、自分の総合と、どれもベストな結果ではなかったがあらゆる挑戦ができたことは大きな収穫。個人的には総合を狙う意識で臨みながら、最終的にトマに託す形になってしまったことが反省点。

シーズンが本格化するにつれてアシストに回ることも出てきて、自分が総合を狙える立場になることは減るかもしれないが、数少ないチャンスを生かせるようになりたい。マークをかいくぐって逃げ切ったり、それをきっかけに総合成績も狙ったり、スマートに戦って勝負できる機会を増やしたい。

今シーズンの目標は、ツール・ド・熊野。(和歌山県)新宮市に住んでいて、みんなが応援してくれている。地元レースで期待に応えられるよう走って、総合優勝したい」
※レポートはメディアリリースから

Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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