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KINAN CYCLING

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Flashback to victory-トマ・ルバ優勝! ツール・ド・熊野2017第2ステージ

過去の名レースをプレイバックする企画「Flashback to victory」。
現所属メンバーの勝利レースをレビューしていきたいと思います。

前回に続き、わがチームのホームレースであるツール・ド・熊野の戦いを振り返っていきます。
2017年大会の第2ステージ、トマ・ルバ選手が熊野山岳を制したレースをフラッシュバック。

このときも、勝負はマッチスプリント。
展開を読んで勝つことに徹したトマ選手の戦いぶりに注目です。
■まえがき

この年は多くのタイトルに恵まれたシーズンでした。
実績のある選手が新メンバーとして加わり、チーム内のムードも一新。
より“戦う集団”へと進化していきました。

そんななかで生まれた熊野山岳ステージでの勝利。
ハードなレースとなり、総合を最優先するのか、ステージを獲りにいくのか、KINAN Cycling Teamの選手たちは究極の選択を迫られたわけですが、極限下でもしっかりとベストなチョイスができたことは、この後ご覧いただくレポートから感じ取ってもらえることでしょう。

何より、この勝利がKINAN Cycling Teamにとってホームレースであるツール・ド・熊野における初のステージ優勝。
株式会社キナン・角口賀敏会長をはじめ、大会を支える多くの方々が人目を憚らず涙しているのを見て、ツール・ド・熊野への情熱や地域の人たちの思いを強く心に刻むこととなったのでした。

-メディアオフィサー 福光俊介
ツール・ド・熊野第2ステージでトマ・ルバが優勝
3選手がトップ10フィニッシュでチーム総合首位に立つ
●ツール・ド・熊野(Tour de KUMANO, UCI Asia Tour 2.2)
第2ステージ 109.3km

●出場選手
ジャイ・クロフォード
山本 元喜
マルコス・ガルシア
リカルド・ガルシア
トマ・ルバ
中島 康晴
ツール・ド・熊野は6月3日、第2ステージが実施され、KINAN Cycling Teamのトマ・ルバが逃げ切りでステージ優勝。
マルコス・ガルシアが3位、山本元喜も9位と、トップ10に3人を送り込み、ステージ上位3人のフィニッシュタイムの合算で争うチーム総合で首位に立った。
この大会における最大のポイントとなるのが、熊野山岳で行う第2ステージ。
三重県熊野市、紀和町、御浜町の三市町にまたがるルートで、熊野倶楽部前をスタート・フィニッシュ地点とし、10kmのパレード区間を経て、109.3kmの距離で争われた。
風光明媚な熊野名物「丸山千枚田」をレース前半と後半に1回ずつ上り、中盤には最大の山岳ポイントである札立峠を越える、今大会のクイーンステージ。
狭く急なダウンヒルも待ち受け、登板力とバイクテクニックが要求される。

前日の第1ステージでは、マルコスと山本が逃げ切りでフィニッシュし、総合上位をうかがえるポジションに位置。
この2人を中心に、個人総合での上位進出を賭けて最重要ステージへと臨んだ。

レースが始まると、リアルスタート直後から逃げ狙いのアタックが次々と起きるが、山岳区間を前に10人がリードを開始。
この中にトマが加わって1回目の丸山千枚田を通過する。

約1分30秒差で続いたメイン集団では、頂上を目前にマルコス・ガルシアがアタック。
トマが含まれる逃げグループへのブリッジを試みたが、ここは総合上位浮上を阻止したい選手たちが対応し、抜け出しは許されなかった。
2つ目の山岳にあたる札立峠へ、逃げグループでは徐々に力のある選手たちに絞られていく。
頂上に近いタイミングでトマがアタックし、これをきっかけにペースが上がる。
そのままトマを含む3人が少しのリードで頂上を迎えた。
札立峠で遅れた選手がトマたちに合流し、6人となったところで2回目の丸山千枚田へ。

約1分30秒のリードで上りに入ると、トマの再度のアタックをきっかけにペースアップ。
頂上通過後のダウンヒルでトマとホセビセンテ・トリビオ選手(スペイン、マトリックスパワータグ)が抜け出すことに成功し、フィニッシュへと急いだ。

一騎討ちの様相となった先頭の2人だが、ステージ狙いにシフトしたトマと、リーダージャージ確保がかかるホセ選手との利害が一致。
協調体制を敷いて残りの距離を進む。

メイン集団では、丸山千枚田の上りで発生したアタックにマルコスらが反応しペースが一気に上がるも、先頭までは届かず。
一時は約10秒差まで迫ったものの、牽制状態になってその差は広がった。

そして前をゆく2人は最終局面へ。
ここは狙いの通りトマがステージ確保に動き、きっちり先着。
ホストチームの役目を果たす勝利を飾った。
メイン集団は38秒差でのフィニッシュ。
終盤はライバルたちの動きを抑えに回ったマルコスが集団のトップを確保し、ステージ3位。
山本もフィニッシュ目前でマルコスらのグループに再合流しステージ9位としている。

これらの結果から、マルコスが個人総合3位に浮上。
トップから46秒差につける。
前日に続き上位フィニッシュとなった山本が1分2秒差で7位、ステージ優勝でタイムを稼いだトマも1分22秒差で8位につけている。
チーム総合で首位に浮上し、個人・チームそれぞれで上位を確保して最終の第3ステージを迎えることになった。
ツール・ド・熊野 第2ステージ(109.3km)結果
1 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) 2時間39分46秒
2 ホセビセンテ・トリビオ(スペイン、マトリックスパワータグ) +0秒
3 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) +38秒
4 オスカル・プジョル(スペイン、チームUKYO)
5 西薗良太(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)
6 早川朋宏(愛三工業レーシングチーム)
9 山本元喜(KINAN Cycling Team) +45秒
12 リカルド・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) +1分59秒
13 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team) +1分59秒
45 中島康晴(KINAN Cycling Team) +6分58秒
※レースレポートは2017年6月3日付メディアリリースから
※レースレポートの一部に加筆・修正・削除を施しています
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